プロジェクト概要

清水孝雄 リン脂質は生体膜の主要成分であり、単なる隔壁では無く、様々な機能を持っています。さらに、炎症や免疫に関与する生理活性脂質(血小板活性化因子、エイコサノイド、リゾリン脂質)の前駆体ともなっています。私達は、この生体膜リン脂質の多様性獲得の仕組みや生理活性脂質の生物作用を研究しています。解析は、脂質生化学、分子生物学、疾患モデル動物を用いて行います。また、生理活性脂質や膜脂質を網羅的定量、同定する方法(リピドミクス、質量分析計)を駆使し、各種の疾患の原因物質やバイオマーカー探索も進めています。学部学生、大学院学生、臨床医や医療スタッフなどの参加も歓迎します(セミナー、輪読会、実験など)。

清水孝雄:tshimizu[at]ri.ncgm.go.jp

脂質は生命の源 http://brh.co.jp/s_library/interview/99/  

小野薬品工業連携研究室が設置されています(2016~2022年)

2023年度清水研同窓会

多数のご参加で盛会となりました。ありがとうございました。

清水先生の発表資料 http://www.ncgmlipidsp.jp/assets/files/231110.pdf

アルバムをアップしました→photo

               →脂質生命科学研究部のアルバム

 

 

トピックス

2023年11月30日
稲垣(現東大)のNCGMで行っていたLPLAT12-KO肝炎の論文がFASEB Jに受理されました。
2022年12月08日
中村先生との共著がFASEB Journalに掲載されました
2022年12月08日
清水先生 Lifetime Achievement Award授賞式、またニースでの学会ご参加へ
2022年08月09日
2022/4/1 脂質生命科学研究部が発足しました
2022年06月06日
清水先生がEicosanoid Research FoundationよりLifetime Achievement Awardを受賞しました